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こちらの人に受け入れられそうな和菓子 [作る]

ドイツ人グループに差し入れをするにあたり、何を作ろうか考えました。すでに、黒糖まんじゅうは作りましたが、これがダメだった場合に備えて、もう一品用意することにしました。

以前日本に住んだことのあるドイツ人の友達が、京都の生八橋が好きなので、他の人にも受け入れられるかも!?と、自分で生八橋の皮を作ることに決めました。

求肥を作るのは、材料を混ぜてレンジで温めるだけなので、とても簡単なのですが、私は何度やっても上手に薄く延ばすことができません。どうしたら、ネットでレシピを写真付きで公開している人たちのように上手に薄くすることができるのかしら。

頑張って麺棒を使って伸ばしていたら、ある部分は薄く、ある部分は厚く、そしてある部分は穴が開き・・・・。こりゃダメだわ。諦めて、一度薄くした生地を再度丸めて棒状にして黄な粉飴のような形に仕上げました。ドイツ人たちに、「これ何て言うの?」と聞かれて、戸惑いつつも「Yatsuhasi」と答えましたが、いつか将来本物を見る機会があったら騙されたと思うでしょうね。

見た目、ものすごく気持ち悪い物になってしまいましたが、幸いなことに食べてくれる人たちは、本物を知りません。もともと日本びいきな人たちなので、子供から大人までギョッとしながらも食べてくれました。見た目が本当に酷いせいか、実際食べたら見た目ほど悪くないのか、何人かの人が美味しいと言ってくれました。ちなみに、黒糖まんじゅうの方は、こちらにも外見が似た食べ物があるので、比較的すんなり受け入れられ、好評でした(あはっ、自分で言っちゃった。)。

最初に食べた子供が、近所の子供に私の八橋を「見た目は変だけど、美味しいから食べてごらん」とすごく食べるのを嫌がるその子に強要して食べさせていました。ドイツで有名なHARIBOのグミみたいだよって。本当か??

今回の経験から、外国の食べ物を拒絶する人でなければ、シナモンと沢山の砂糖が入っている和菓子は、結構受け入れられるように思いました。

ドイツに暮らして何年か経ち、近頃はドイツ人のご近所さんともちょっとした交流が持てるようになってきました。相変わらずドイツ語はまだまだですが、それでも何とかやってます。


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